11月5日

お尻の医療脱毛について[コラム]

1.お尻の医療脱毛について

お尻に生えているムダ毛は、他部位に比べると産毛のような細い毛です。ワキやVIOのような濃くて太い毛ほど痛みを感じやすい一方、お尻は痛みの心配が少なく、安心して受けられる方が多いです。

前項でも述べたように、お尻のムダ毛は細くワキやVIOのような太い毛に比べると痛みは感じないほどだと言われています。

お尻の医療脱毛を受けられる範囲はクリニックによって違いますが、多くのクリニックの場合は腰骨の上から、足の付け根よりも上の部位を施術します。

肛門周りの「Oライン」と呼ばれる場所は含まれません。

お尻の脱毛にかかる時間はおよそ10分ほどです。医療脱毛の施術時間は、医療レーザー脱毛の場合で10～20分程度です。

お尻の医療脱毛の施術回数や期間は、毛量や毛質、肌質によって異なりますが、一般的には

　・5回で8カ月～1年、8回で1年2ヵ月～2年

　・一般的な毛量を想定して5～6回程度の施術でつるつる状態までになる

　・ムダ毛が濃い場合や、太く毛根が丈夫だと処理に時間がかかる

お尻に生えている産毛などの細い毛は、レーザーを照射することで逆に毛が濃くなる「硬毛化」、毛量が増加する「増毛化」のリスクがあります。

原因は明らかになっていませんが、照射を続けると、症状が改善されるケースがあります。

また、お尻は下着による摩擦で色素沈着が起こりやすい部位です。黒ずみがあると、医療レーザーが過剰に反応して火傷するリスクがあり、施術できない場合もあります。

ヒップのみの脱毛施術であれば、上半身は着たままでも施術を行えます。また、施術後の

肌は軽い炎症を起こしており、敏感です。そのため、施術部位に刺激になるような、肌に密着する下着やタイトな服装は避け、脱ぎ着をしやすいゆったりしたボトムスを選びましょう。